うつ病患者が初めて語る。うつ病からの脱出!

何故、気づかなかった!
『うつ病に立ち向かう、たった1つの方法』
もう、大丈夫です。うつ病は必ず、治る病気なのだから。
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「うつ」と季節の関係
例えば、「季節の変わり目は気分が不安定になる」、「5月病という言葉があるように、5月以降夏が来るまでの間に気分が落ち込む」、「気圧の変化が脳に関係がある」、「雨が降ると気分が良くない」等、確かに季節や気候は、人間の気分に影響を及ぼし、特に「うつ症状」のある人はそれを敏感に感じる傾向はあるようです。

季節の変化ということに注目して考えてみると、普段「うつ」という症状のない人でも、冬になると日の当たる時間が短いためになんとなく気分が落ち込んだり、寒さのために外出する気分にならなかったりということもあるでしょう。「うつ症状」のある人は特にそのような影響を受けやすいと思いますが、ある特定の時期にだけ「うつ」の症状が出る場合は「季節性感情障害」と呼ばれます。特に冬の時期に症状が出やすいので「冬季うつ病」とも言われています。季節性なので、その季節が終わると症状は改善されます。
雪国や北欧等では「ウィンター・ブルー」とも呼ばれ、日照時間の少ない地域に多く見られる病気です。

「冬季うつ病」のうつ状態そのものは比較的軽く、自分がうつ状態とは気付かなかったり、春になると回復するので我慢しているという場合も多いようです。
通常の「うつ」状態とは違い、「冬季うつ」は、春になると治ってしまうか、人によっては軽い躁(そう)状態になるのが特徴で、双極性障害(躁うつ病)に分類されます。
通常の「うつ」とは、なりやすいタイプや原因も違います。


1.「冬季うつ病」になりやすい人とは?

どのような人が「冬季うつ病」になりやすいのでしょう?

・20代〜30代の女性
・高緯度地域に住む人
・近親者にうつ病歴のある人がいる

通常のうつ病は、まじめで几帳面、責任感・正義感が強い人等、
かかりやい性格やタイプがある程度わかっていますが、
「冬季うつ」の場合は、そのようなタイプがかかりやすいという傾向は
特にありません。

2.「冬季うつ病」の原因は?

「冬季うつ病」は、日照時間と深いかかわりがあると言われています。
目から光が入ることでセロトニンという神経伝達物質ができるのですが、冬に日射量が減ることでこのセロトニン生成が減少し、脳の働きが低下することが原因と考えられています。セロトニンのバランスが崩れると空腹を感じます。これは低下した脳の機能を取り戻すため,糖分や炭水化物を摂取するように、脳が体に指令を送るためです。また、セロトニンが不足すると、倦怠感や眠気も感じるようになります。脳の活動が極端に低下し、半分眠ったような状態に陥りやすくなるためと考えられています。

また、「冬季うつ病」には、脳の松果体から分泌されるメラトニンという催眠作用があるホルモンが関係あると考えられています。メラトニンは暗いところで多く生産されるため、普段の生活では夜間にその分泌量が上昇します。目に入る光の量が少なくなるとその分泌量が増え、眠気を感じるというわけです。更に、メラトニンには、生体リズムの調節作用もあり、分泌されるタイミングが遅れたりすることで体内時計が狂うことも原因と言われています。

このため、より高緯度の土地への転居、光が入りにくい部屋への転居、生活リズムの乱れ、過度のダイエットによる食事の偏り等がきっかけになりやすいです。

「冬季うつ病」でなくても、冬になると、いつもより眠かったり、多めに食べたくなったりします。これは、冬という厳しい季節に立ち向かうために、体がいつもより休息を必要としたり、エネルギーを蓄えようとする自然なこと考えられていますが、これが過度になり通常の生活に支障をきたすようになると「うつ状態」と言えます。

3.「冬季うつ病」の症状とは?
具体的な症状としては、以下のようなものが挙げられます。特徴は「秋から冬の間だけ」ということです。
●過食になる。
●炭水化物を多く含んだパンやご飯、甘いものなどを好むように
   なる。
●体重が増える。
●睡眠時間が長くなり、昼間も眠い。
●行動範囲が狭くなる、動作が鈍くなる。
●無気力感に襲われる。
●集中力がなくなる。
●夏は調子が良い。
「冬季うつ病」の具体的な症状
初期の場合、上記のような症状が出ても「ちょっと体調が悪い」くらいに思って「うつ」が見逃されることがあります。また、このような時に病院の内科等で診察してもらっても「どこも悪くない。気のせいでしょう。」とか「少し疲れているだけ。」と言われる可能性もあります。
4.「冬季うつ病」は治るの?

「冬季うつ病」の原因は、日照時間にあると言われています。このため、治療としては「光療法」が効果が高いとされています。「光療法」は、2,500〜1万ルクスの光を毎朝浴びることにより、セロトニンの量が増えて脳が活性化したり、ホルモンの分泌や体温のリズムを調整して症状を回復させるというものです。

光療法で改善しない場合は、薬物療法も考えられます。

自分でできることとしては、規則正しい生活をして毎日朝日を浴びる。午前中に外へ出て日光を浴びる。夜は早く寝る。セロトニンを増やすビタミンB6や肉、魚、大豆などのたんぱく質を積極的に摂るようにすること等です。


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